つるしびな色鮮やか 四万温泉で摩耶姫祭り 中之条

上毛新聞
2017年2月17日

観光客らの幸せを願う「摩耶姫祭り」(四万温泉協会主催)が15日、中之条町の四万温泉で始まった。旅館や商店計28カ所に、おかみらが手作りした色鮮やかなつるしびなやひな人形が飾られ、温泉街を散策する宿泊客らを楽しませている。3月15日まで。
摩耶姫は四万温泉に縁結びの伝説が残る姫の名前。2011年に始まったつるしびなやひな人形の展示を、縁結び伝説にあやかり、13年から現在の名称で開催している。3年前には摩耶姫をもとにオリジナルキャラクター「摩耶姫ちゃん」をつくった。
各会場には摩耶姫ちゃんにお供するカモシカのキャラクター「くらっぽ」の人形33体も飾られ、ハートを付けた3体を見付けて同協会を訪れると、プレゼントがもらえる。
展示時間は会場によって異なる。5日午前10時から、主会場の美遊時庵「まるたか」で、紙芝居や人形作り体験などの「摩耶姫ちゃん会」を開催する。
問い合わせは同協会(☎0279・64・2321)へ。

 

【写真】四万温泉街を彩るひな人形やつるしびな=美遊時庵まるたか

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