ホルモン、ウナギ、焼き芋…マルフクストアー(群馬・渋川市)がJR敷島駅前に冷凍自販機

上毛新聞
2023年11月7日

食肉加工販売のマルフクストアー(群馬県渋川市赤城町三原田、長岡宗一社長)が、同市赤城町のJR上越線敷島駅前に冷凍の自動販売機を設置した。看板商品の味付けホルモンなどを提供する支店「マルフク敷島駅前店」の名称。小売店が相次いで閉店した地域の食卓を支えたいとする。

丸福ホルモン(2袋1000円)やウナギのかば焼き(2串1000円)、焼き芋(3本1000円)など5種で販売を始めた。一般的に商品写真が並ぶディスプレーパネルは、支店の雰囲気が伝わるように店頭のポップをイメージした。

赤城地区では近年、身近なスーパーが姿を消している。自販機の設置場所も元はスーパーだった。人件費を抑えつつ、住民が便利に使える形態として自販機を選んだ。半世紀続く実店舗を持つ長岡社長(47)は「地域の好みは知っている。ハマるものを売っていきたい」と話している。

コンビニやスーパーで手に入りにくく、おかずになる品を中心に提供する。一定期間の特価販売や季節に合わせた商品展開など、飽きの来ない売り方を考えていくという。

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