栃木・那須烏山で“幻のフルーツ” ポポーの収穫期間近　ねっとり濃厚な甘み、直売も

北米原産の果樹「ポポー」が栃木県那須烏山市野上のほ場「ファームポポー」で収穫期間近となっている。

農業石川仁一さん（73）が耕作放棄地などを借り、1.3ヘクタールで苗木も含め約1700本を育てている。

果実の傷みやすさなどからあまり流通せず、「幻のフルーツ」とも呼ばれる。果肉はマンゴーのようなオレンジ色でねっとりとし、濃厚な甘みがある。

石川さんによると、今年は今月10日ごろから収穫期を迎える。例年よりも甘みが強いという。石川さんは「量、味ともにびっくりするくらい良い出来になっている」と話した。

15日ごろから、ほ場での直売や那須烏山市金井２丁目の山あげ会館などでの販売を始める。ポポー狩りも行う。（問）石川さん０９０・２７５３・７９１３。

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