松盛ひやおろし発売 茨城県産酒造好適米使用 純米酒と純米吟醸 常陸太田・岡部合名

茨城新聞
2023年9月7日

茨城県常陸太田市小沢町の日本酒蔵元・岡部合名会社(岡部守博社長)は、県産の酒造好適米で造った「松盛ひやおろし」の純米酒と純米吟醸を発売した。

ひやおろしは、昨冬に仕込んで貯蔵した新酒をひと夏かけて熟成させ、まろやかさとうまみが増したところで蔵出しする日本酒。純米酒は「一番星」、純米吟醸は「山田錦」の県産米を使用。県内外の小売店や飲食店のほか、海外にも出荷されるという。同社の岡部彰博専務は「秋の食材に合う食中酒に仕上がった。秋の季節と文化を感じながら、飲食店や自宅で楽しんでほしい」と話している。

小売価格は純米酒1.8リットル入りが税込み2860円、720ミリリットル入り1430円、300ミリリットル入り550円。純米吟醸1.8リットル入り3300円、720ミリリットル入り1760円。問い合わせは同社(電)0294(74)2171。