猛暑を忘れさせる別世界がここに 栃木、群馬県境にまたがる鬼怒沼の“涼”と“美”
下野新聞
2023年7月21日
各地で猛暑が続く中、栃木県日光市川俣と群馬県片品村にまたがる鬼怒沼には、涼を求めるハイカーらが訪れている。18日は晴れ間が時折でると、水面に青空と白い雲が映し出されていた。
奥鬼怒温泉郷から山道で2時間半かかる鬼怒沼は、標高2千メートル超にある日本一の高層湿原。大小48の沼が点在し、気温は平地より12度前後低いという。
この日はサワランやキンコウカが爽やかな風に揺れていた。
奥鬼怒温泉郷の旅館「加仁湯」によると、夏に咲く花々の見頃は8月上旬ごろまで。