ミシュラン掲載のあの店やこのホテルが　日本語アプリ版発表　検索や予約機能も

仏ミシュランの日本法人、日本ミシュランタイヤ（東京都）は、スマートフォンアプリ「ミシュランガイド公式アプリ」の日本語版を発表した。レストランやホテルの格付けガイドブック「ミシュランガイド」に掲載された国内外のレストランや宿泊施設の検索とお気に入り登録ができ、予約機能も搭載する。利用料は無料。

アプリは海外で2021年に先行公開された。37カ国約1万6200軒のレストランと、120カ国約6000軒の宿泊施設の施設情報や調査員のコメントを掲載。地図機能による周辺検索や絞り込み検索、お気に入り登録やマイリストの作成が可能。リストやお気に入りを公開し、ネットワークで共有できる。

ミシュランガイドの選定は年1回の発表会で公表されているが、アプリでは、調査員により紹介に値すると判断された店舗は「New」のマークを付けて随時、掲載する。予約機能は順次増やしていく。

現在、国内の対象エリアは飲食店が東京、大阪、京都、奈良のみ、宿泊施設は全国。須藤元社長は「身近なレストランから旅行先の体験まで、一つのツールで紹介できる。外出前から移動中、移動先の楽しみを今後も継続して届けたい」と話した。

問い合わせは同社お客様相談室（電話0570－066－030）へ。

同社は今年8月までに本社を研究開発拠点のある群馬県太田市に移転する。