関東鉄道竜ケ崎線車両 3代目まいりゅう号、28日お披露目 茨城・龍ケ崎市マスコット10周年

茨城新聞
2023年1月15日

茨城県龍ケ崎市のラッピングトレイン「3代目まいりゅう号」の運行が28日から、市内を走る関東鉄道竜ケ崎線で始まる。市のマスコット「まいりゅう」の誕生10周年を記念するとともに、市民にまちへの愛情を深めてもらおうと市が企画した。デザインは市内の高校に通う生徒が担い、龍ケ崎らしさを盛り込みつつ四季を表現した。

市によると、まいりゅう号の「初代」は2014年3月17日から17年9月11日まで、「2代目」は17年10月22日から22年11月1日までの間、それぞれ鉄路を駆けた。

「3代目」のラッピングは県立竜ケ崎一、県立竜ケ崎二、県立竜ケ崎南、愛国学園大付属龍ケ崎の4高校の生徒による意匠。春夏秋冬に分かれ、まいりゅうをはじめ、県の天然記念物になっている般若院のシダレザクラ、牛久沼の白鳥などを描いた。高校生にデザインを依頼したのには、若い世代に地元愛を育んでもらう狙いがあるという。

萩原勇市長は昨年12月26日の記者会見で「まいりゅうがもっと愛されるキャラクターになればと思う。お披露目を楽しみに待っていてほしい」と語った。

「3代目」の第1便は28日午前9時に竜ケ崎駅をたつ予定。併せて出発式も開かれる。

まいりゅうは竜の男の子で、竜ケ崎一高の生徒が考案し13年にお目見えした。口癖は「だよ~ん」、好きな食べ物はご当地グルメの龍ケ崎コロッケ。