かかし62点　力作ずらり　茨城・常陸太田の里美地区

茨城県常陸太田市里美地区の秋を彩る「第35回里美かかし祭」が29日に開幕するのを前に、会場の里美ふれあい館イベント広場(同市大中町)で27日、手作りかかしの審査会があった。主催する「さとみ秋の味覚祭」実行委員会の小室忠久委員長は、「熱い思いや遊び心のあふれた作品が寄せられた」と話した。

かかしは市内外から一般の部52点、学生の部10点の計62点の応募があった。日常生活を表現した作品や、アニメのキャラクター、動物、話題の人物など、さまざまなモチーフを基にしたユニークな力作が並んだ。

期間中は、来場者が気に入ったかかしに投票し、抽選で特産品が当たる一般投票もある。29、30日、11月5、6日には、特産物即売会やステージイベントなどの「味覚祭」が開かれる。会期は11月26日まで。