ギョーザ?実はスイーツ 地産イチジクでコンポート、宇都宮・徳次郎地区の有志ら開発
下野新聞
2016年11月11日
【宇都宮】都市と農村の交流促進などに取り組む徳次郎地区の有志でつくる「農村共同館コミュニティ徳次郎(とくじら)」(竹原俊夫(たけはらとしお)代表)は、イチジクをワインで甘く煮詰め、ギョーザの皮で包んだ新感覚スイーツ「無花果のコンポート」を開発し、販売に乗り出した。12月4日に収穫祭を開くなどイベントを中心に地域活性化を進める。
今年4月、「宇都宮餃子(ぎょーざ)さつき」本店が市内ユニオン通りから徳次郎に移転。これを契機に、都市と農村の交流、若手農業者の支援、地元農産物を使った加工品作り、地産地消レストラン、イベント開催による地域活性化を目指し、同社を含め1個人6社で同団体を立ち上げた。
第1弾として、生食用以外に活用されていなかった同地区農園「ことぶきファーム」のイチジクに着目した。食べ方はギョーザ同様、「揚げる」「ゆでる」「蒸す」「焼く」の好みの料理法が味わえる。
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