秋の古賀志を疾走 優勝はヴィッレッラ ジャパンカップ・ロード

下野新聞
2016年10月24日

 アジア最高位の自転車ロードレース「2016ジャパンカップサイクルロードレース」最終日は23日、宇都宮市森林公園周回コース(1周10・3キロ×14周)で約8万5千人(主催者発表)のファンが声援を送る中行われ、国内外のトップレーサーが秋晴れの古賀志山を疾駆した。

 全長144・2キロを強豪16チーム、78選手が駆け抜けたレースは、最終周序盤の上り坂でスパートを掛けたダヴィデ・ヴィッレッラ(伊、キャノンデール・ドラパック)がトップ集団を抜け出し、2位に6秒差をつけて初優勝。日本人選手の最高位は新城幸也(あらしろゆきや)(ランプレ・メリダ)の9位だった。

 県勢は、宇都宮ブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)が日本人選手3番目となる18位、那須ブラーゼンの吉岡直哉(よしおかなおや)は45位だった。また、3周目の山岳賞を堀孝明(ほりたかあき)(宇都宮ブリッツェン)が獲得した。クリテリウムと合わせた2日間の観衆は過去最高となる約13万5千人だった。

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