肉料理や特製デザート 「萩の茶屋」17日開店 高萩
高萩市上手綱の県指定有形文化財「穂積家住宅」を活用した期間限定レストラン「萩の茶屋」が17日にオープンする。茨城県北芸術祭開催に合わせ、例年より1カ月ほど早い開店。今年は常陸牛ステーキやハンバーグなどの肉料理のほかに、日立市出身で都内のレストランで総料理長を務める神保佳永さん考案のデザートが楽しめる。同芸術祭の作品も展示される。
メニューは地元のハム製造販売「五浦ハム」(小泉重信社長)提供の常陸牛を使ったステーキ(2千円)やハンバーグ(1500円)などのほか、芸術祭記念メニューで常陸牛モモステーキや奥久慈しゃもなどのプレート(4200円)、デザートプレート(コーヒー付き千円)を用意した。
神保シェフのデザートは、同市のブランド「花貫フルーツほおずき」を使った「ほおずきミルククレープ」と「ほおずきレアチーズ」の2種類。神保シェフは「ほおずきの香り、風味、甘さの特徴を生かしたケーキが出来上がった」とアピール。小泉社長は「芸術祭と一緒に地元の食と文化を楽しんでほしい」と話す。
作品展示は伊藤公象氏が庭に陶のオブジェ、花道家の上野雄次氏が衣装蔵に3Dプリンターで出力した花の生け花-など。
昨年は2カ月で約1万人が訪れた。期間は12月4日まで。営業は午前10時~午後4時。ランチは午前11時から、ラストオーダーは午後2時45分。月曜定休。客席は約100席。予約可。(電)0293(22)3910。
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