《ぱれっと》ロケ地巡り

上毛新聞
2016年8月27日

映画やドラマの撮影に欠かせないロケ。県内でもさまざまな場所がロケ地に選ばれている。ロケ地を訪ねれば、映画やドラマの感動を再び味わえるかもしれない。気軽に見学できるロケ地を集めた。

【前橋・伊勢崎】
◆前橋聖マッテア教会(前橋市大手町、☎027・232・7185)
映画「秘密 THE TOP SECRET」の撮影が行われた。同作品は2060年の日本が舞台。同教会は1952年に完成した歴史的建築物で、青を基調とした丸窓のステンドグラスが美しい。見学には事前連絡が必要。
◆前橋市街地商店街(前橋市、☎027・235・2211=前橋観光コンベンション協会内前橋フィルムコミッション)
弁天通り商店街ではドラマ「カッコウの卵は誰のもの」「そして、誰もいなくなった」など、中央通り商店街では映画「劇場版ATARU」、テレビCM「クリアアサヒ糖質0」などを撮影。映画「64-ロクヨン-前編/後編」は、両商店街をはじめ、県内各所で撮影した。写真は前橋観光コンベンション協会提供。

【高 崎】
◆高崎中央銀座商店街(高崎市新紺屋町、☎027・395・0483=高崎電気館内高崎フィルム・コミッション)
監督は玉村町出身の大崎章さん、渋川市出身の渋川清彦さんが主演した「お盆の弟」、赤川次郎原作の長編小説を橋本環奈さん主演で再映画化した「セーラー服と機関銃-卒業-」を撮影した。ほかに水野美紀さん主演のドラマ「逃げる女」など。
◆高崎電気館(高崎市柳川町、☎027・395・0483=同館内高崎フィルム・コミッション)
中学生で家出し、43年間のホームレス生活を経て、県内の障害者自立支援施設で生活する加村一馬さんをモデルとしたBSドラマ「洞窟おじさん」などを撮影。「HiGH&LOW」はドラマ、映画ともに同所などで撮影した。31日(予定)までポスターやスチール、ロケ風景などの写真30点を館内で展示している。

【西北毛】
◆旧入須川小(みなかみ町入須川、☎0278・62・0401=町観光協会)
映画「暗殺教室-卒業編-」で使われた。映画は学校を舞台にした人気漫画を実写化した作品の完結編。脚本は藤岡市出身で、ぐんま観光特使の金沢達也さん。28日まで職員室や軍事衛星といったセットを見ることができる。外観は通年公開。
◆県立ぐんま天文台屋外モニュメント(高山村中山、☎0279・70・5300)
映画「ガラスの使徒」、ドラマ「僕とスターの99日」、仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーフォーゼ」、スーパー戦隊シリーズ「海賊戦隊ゴーカイジャー」などさまざまな作品で使われた。モニュメントの見学は無料。入館する場合は観覧料一般300円、高校・大学生200円が必要。月曜休館。