頭垂れる薄紅色の花 シュウカイドウ、寺の杉林で見頃 矢板

下野新聞
2015年9月9日

 矢板市長井の寺山観音寺でシュウカイドウの花が見頃を迎え、来訪者たちを楽しませている。

 松平宣秀(まつだいらのぶひで)副住職(49)によると、シュウカイドウは観音様の首飾り「瓔珞(ようらく)」に似ていることから別名「ヨウラクソウ」とも言われる。同寺では5、6年前から境内に自生していた花を隣接する杉林に移植し、年々規模を拡大している。

 8日は雨の中、写経会で集まった檀家(だんか)の人たちが、頭を垂れた薄紅色の花を見物した。

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