豪華客船、寄港を歓迎 来月、見学会や物産フェア 常陸那珂港区

茨城新聞
2016年8月3日

9月10日に国内最大の豪華客船「飛鳥II」(5万142トン、全長241メートル)がひたちなか市の茨城港常陸那珂港区に初寄港するに当たり、県などでつくる「おもてなし実行委員会」はクルーズへの関心を高めてもらおうと、同客船の見学会や観光物産フェアなどの寄港歓迎イベントを開く。

飛鳥IIは午前9時~午後5時まで接岸予定。当日は午前8時半から入港セレモニーを開き寄港を歓迎し、出港するまで地元農産物を販売するほか、ブラスバンドの演奏などで寄港を盛り上げる。このほか、同港区を見学するバスツアーや、港内船上遊覧会も開催する。

また、80人限定で飛鳥IIの船内見学会を開く。船内見学会は事前申し込みが必要で、希望者は往復はがきの往信裏面に、見学希望者(2人まで)の住所、氏名(振り仮名)、性別、年齢、電話番号を記入し、返信面の宛名に代表者の郵便番号、住所、氏名を記入の上、〒319-1113 東海村照沼768の27 茨城ポートオーソリティ内「飛鳥II」茨城港常陸那珂港区おもてなし実行委員会係に応募。締め切りは8月19日(当日消印有効)。幼児や小学生も1人とし、小学生以下は保護者と一緒に応募し、応募者多数の場合は抽選で決定する。

飛鳥IIは乗客872人、乗員470人。横浜港を母港として、“洋上のオアシス”と称され、全室海側の客室や日本人乗客に合わせた多彩な食事などが特徴。常陸那珂港区には函館発横浜行きのクルーズの途中に寄港する。

問い合わせは同実行委事務局(電)029(264)2502

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