「三猿」もしばし去ル 眠り猫に続き、取り外して修理 日光東照宮
下野新聞
2016年6月18日
【日光】「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な日光東照宮の彫刻「三猿」など猿の彫刻8面が17日、65年ぶりに取り外され、約9カ月の修理に入った。18日朝までに、代わりの複製品と写真が設置される。来年春には眠り猫、陽明門とともに東照宮の至宝がよみがえる。
作業は15日、眠り猫とともに行うはずだったが、雨のため順延されていた。この日は「日光社寺文化財保存会」の職員11人が、国重要文化財「神厩舎(しんきゅうしゃ)」の欄間にはめこまれた猿の彫刻を次々と取り外した。
今後、古い塗料を洗い落とし、過去の記録を元に制作当時の彩色を施す。
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