富岡に“マルシェ” フランス祭にぎわう

上毛新聞
2016年5月17日

ㅤ富岡市とフランスとのつながりを身近に感じてもらおうと「春のとみおかフランス祭@群馬」(群馬日仏協会主催)が15日、上信電鉄上州富岡駅前で初めて開かれ、県内の35店がフランスにまつわる食品など、自慢の品を持ち寄り集結した。
ㅤ各ブースのテントは、青、白、赤のフランス国旗色で統一され、フランス発祥の料理「ガレット」やフランスパンを並べる店には行列ができた。富岡製糸場建設を指導した技術者、ポール・ブリュナの出身地がフランスのブール・ド・ペアージュ市であるなど、富岡との深い縁から開かれた1日限りの“マルシェ”は大勢の客でにぎわった=写真。
ㅤ関連イベントとして富岡製糸場では細かい砂に指を使って絵を描くサンドアートが披露された。昨年11月、フランス・リヨン市で世界文化遺産登録を記念して開かれた展示会に出演した「エミュレヌエット」の2人が、糸を紡ぐ様子などを表現した2作品を上演し、観客が見入っていた。

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