亀印製菓 甘さ爽やか「青あん」 ネモフィラどら焼き発売

茨城新聞
2016年4月30日

老舗菓子メーカーの亀印製菓(水戸市見川町、林太一社長)は、ネモフィラが見頃を迎えた国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)の公認商品として「ネモフィラどら焼き」を発売した。珍しい青色のあんは爽やかな甘さが特徴。通年販売により、同公園の新たな土産物として定着させたい考えだ。

皮の表面にはネモフィラの花びらの焼き印を施した。白あんにクチナシの天然着色料を合わせ、ネモフィラの花を思わせる青いあん。レモン果汁を使い、後味がさっぱりとした甘さに仕上げた。

同公園内の売店のほか、水戸市周辺の土産品店、茨城空港、同社の一部直営店などで販売する。ネモフィラの花のシルエットが浮かぶ青色の化粧箱で、1個入り280円、3個入り680円(いずれも税込み)。

同社は、1個入りは一つだけでも価値のあるものとして特別な人向けに、3個入りはおいしいものを少しだけ求める人向けとして、新たな需要に応えたいとしている。

池田英夫常務は「食べた時、ネモフィラの丘を訪れたことを思い出してもらえればうれしい」と話した。

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