甘酸っぱい香り広がる まつり控え、「水戸の梅」増産

茨城新聞
2016年2月17日

 水戸市の偕楽園などで20日に「水戸の梅まつり」が開幕し、本格的な観梅シーズンとなるのを前に、土産品に人気の銘菓「水戸の梅」が増産態勢に入った。同市南町1丁目の木村屋本店(木村恒雄社長)では、従業員らが忙しく働く作業場に、甘酸っぱい香りが漂っている。
 「水戸の梅」は、ぎゅうひで包んだあんをシソの葉で巻いた菓子。同店ではこの時期、通常の2割増となる1日約1500個を生産することもある。
 木村智彦専務(39)は「水戸の梅は思いっきり甘いけど、後味がさっぱりで濃茶とよく合う」と魅力を語った。

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