寄ってらっしゃい、見てらっしゃい 今月の道の駅はが 企画展、新商品に注力

下野新聞
2021年6月2日

 【芳賀】祖母井(うばがい)の道の駅はがは今月、多彩な企画展示や新商品販売、イベントなどを予定している。1日には物産館で、町ゆかりの画家青木繁(あおきしげる)(1882~1911年)の代表作「海の幸」の原寸大レプリカ展示を始めた。

 青木は、町出身の画家福田(ふくだ)たね(1885~1968年)の恋人。「海の幸」は国指定重要文化財で、たねがモデルになっているといわれる人物も描かれている。

 展示は作品や2人を知ってもらうことなどを目的に企画。実物を所蔵するアーティゾン美術館(東京都)から町総合情報館で保管しているレプリカの使用許可を得て、実際に海産物を販売している物産館に展示した。期間は1年間。

 このほか、5日と19日には、午前10時からと同11時からの各15分間限定で出来たてジェラートの販売を初めて行う。固まる前の作りたてを食べられる機会は少ないという。6、12、13の3日間は、メロン販売会の予定もある。

 一方、道の駅に隣接する芳賀温泉ロマンの湯は1日、新型コロナウイルスワクチンの2回接種が完了した65歳以上の町民を対象に入館料を半額にする取り組みを始めた。

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