素材にこだわり フルーツサンド 高崎の宮石青果店

上毛新聞
2020年8月18日

宮石青果店(高崎市根小屋町)が販売する新商品のフルーツサンドが好評だ。最も糖度が高いとされるフィリピン産高原バナナや当日仕入れた旬のメロン、モモを使い、果物の熟度によって、加える生クリームの甘さを変えて作っている。

常連客の高齢化に伴い、幅広い世代に足を運んでもらおうと山口政成店長(42)が考案した。「開店当初から一貫している『正直品質』を保ちながら、八百屋にしかできないフルーツサンドを作りたかった」と胸を張る。7月から販売し、“素材にこだわる老舗の八百屋”の新たなファンを増やしている。

現在はミックス、メロン、モモの3種類(430円~)を販売中で、1日限定計8食。季節に合わせてシャインマスカットなども加え数量を増やすことも検討中。2日前まで事前予約もできる。問い合わせは同店(027-325-2273)へ。