風に揺れる 春の使者  那珂川でイワウチワ見頃

下野新聞
2020年3月24日

 「春の使者」の花言葉を持つ山野草、イワウチワが那珂川町の山林で見頃を迎え、かわいらしい花が訪れた人を和ませている。

 イワウチワは葉がうちわに似て、淡いピンク色のかれんな花を付ける多年草。今年は暖冬の影響で、昨年より1週間ほど早い15日ごろから咲き始めた。

 20日は同町の富山舟戸いわうちわ保存会(益子操(ましこみさお)会長)が管理するヒノキ林に県内外から見物客が訪れ、風に揺れる花を写真に収めていた。

 埼玉県北本市中丸4丁目、自営業加藤友通(かとうともみち)さん(69)は「来週も来て変化を楽しみたい」と話し、益子会長(80)は「コロナウイルス感染症の影響で団体バスのキャンセルが発生しているが、こんな時だからこそ花を見て癒やされてほしい」と来場を呼び掛けた。

 同町観光協会によると、近くの富山金谷地区でもイワウチワが群生しており、4月上旬まで楽しめるという。

見頃を迎え、かれんに咲くイワウチワ