ハイボールを提供する来らっせで商品説明する中野さん(右)

酢使いハイボールの素 宇都宮餃子支え新提案 製造会社が商品化 酸味と甘み楽しめ好評

下野新聞
2020年3月12日

 【宇都宮】食酢製造「中野嘉兵衛商店」(東宿郷2丁目)が、同店のもろみ酢を使った割り材「宇都宮酢っきりハイボールの素」を商品化した。地域の伝統食品を新しい形で提案するとともに、宇都宮の酒場の魅力発信を後押しする取り組みで、今月から市内の飲食店約20店舗で提供する予定。12代目の中野浩行(なかのひろゆき)さん(47)は「各店舗自慢のつまみを引き立てるお供として、飲食店を活性化させる後押しになってほしい」と話す。

 ご当地ハイボールは焼酎と炭酸水に同商品を混ぜたドリンク。中野さんが普段食卓で酢を使う中で誕生した。自身が企画する酢を楽しむイベントで振る舞った際好評だったため、新名物として市内の居酒屋などに広めようと商品化を目指した。

 宇都宮をPRする市民活動を市などが支援する本年度の「宇都宮市民シティプロモーション支援事業」に選ばれており、1年ほど前から市内の飲食店などに協力を呼び掛けた。

 曲師町の居酒屋「まげしとちぎや」では昨年5月からハイボールを試験的に提供した。「酸味と甘みの両方が楽しめる」「料理の脂を分解してくれる」と好評で、商品化に伴い今月からは宇都宮餃子(ぎょーざ)会が運営する馬場通り2丁目のギョーザアンテナショップ「来らっせ」など市内の居酒屋やバー、ギョーザ専門店約20店舗で提供される予定。

 中野さんは「新しい酢の楽しみ方を知ってもらいたい」と広がりを期待している。

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