ハナショウブ 揺れて涼しげ 足利

下野新聞
2019年6月14日

 足利市迫間(はさま)町の「あしかがフラワーパーク」で、ハナショウブが見頃を迎えている。梅雨の晴れ間が広がった13日、来園者はそよ風に揺れる涼しげな花の姿をめでていた。

 園内は白や青(紫)の花を咲かせる約20万本のハナショウブが彩る。見頃は例年に比べて若干遅め。関東甲信が7日に梅雨入りして適度な降雨があり花の生育が進んだといい、7月上旬ごろまで楽しめそうという。

 友人4人で訪れた東京都江戸川区、主婦福島美枝子(ふくしまみえこ)さん(82)は「江戸川区の小岩菖蒲(しょうぶ)園も見ているが、こちらの方がスラッと背が高くてすてき。見事です」と話していた。