神職と滑走、安全祈願 那須塩原のハンタマ

下野新聞
2018年12月3日

 【那須塩原】県内のスキー場で最も早くオープンした湯本塩原のスキー場「ハンターマウンテン塩原」で1日、「滑走者安全祈願祭」が開かれ、神職などがコースを滑り、利用客の安全を祈願した。

 同スキー場は11月28日にオープン。現在は標高約1600メートル、幅45メートル、長さ600メートルの「山頂ウォールストリート」の1コースを開放している。

 この日は、同コース内で日光二荒山神社の神職2人による神事の後、神職を先頭に関係者や地元の子どもなど約30人が滑り、今シーズンのスキー客らの安全を祈った。地元のスキークラブに所属し、滑走した関谷小4年室井玲音(むろいれお)君(10)は「今年もけがをしないようにと気持ちを込めた」と話していた。

 同スキー場は機械による人工降雪作業を進め、24日までに全12コースのオープンを目指すという。