ヒラメの季節到来 鹿島沖で一部解禁

茨城新聞
2018年11月2日

「常磐もの」の呼び名で知られ、本県を代表するブランド魚のヒラメが1日、鹿島沖の一部で解禁された。解禁を待ちわびた釣り客は午前6時、一斉に船から竿(さお)出し。手元に伝わる独特の引きを楽しんだ。12月1日には、県内のほかの海域でも解禁を予定し、釣り客は来年3月ごろまで堪能できそうだ。

鹿島港の植田丸には8人が乗船し、近場の沖合ポイントを移動した。昼すぎまでの予定が、想像以上の釣果で餌が尽き、早々に帰港するという「うれしいハプニング」も。全体では60匹に達する勢いだった。

60センチの大物を釣り上げた東京都小平市、建築業、山本政治さん(50)は「待ちに待った解禁。楽しかった」と笑顔。植田竜也船長(30)は「サイズは小さめだったが魚影が濃くとてもいい初日だったのでは」と胸をなで下ろした。

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