クリケット文化 楽しんで 佐野 22、23日、完成の国際競技場 大会や体験、料理も 

下野新聞
2018年9月4日

 【佐野】市国際クリケット場のこけら落としイベント「サマーピクニック&クリケットin佐野」が22、23の両日、栃本町の同所で開かれる。日本代表とクリケットが盛んな9カ国の選抜チームによる対抗戦「第1回エンバシーカップ」や競技体験、参加各国のキッチンカー出店などさまざなイベントを実施予定。市スポーツ立市推進課は「クリケット場の芝生の気持ちよさを感じながら、ピクニック気分を満喫して」と話している。

 市は日本で競技人口の少ないクリケットをメインにした地方創生事業「クリケットタウン佐野」創造プロジェクトを推進。イベントは市と日本クリケット協会、プロジェクトの中心的な役割を担う合同会社「Localeyes(ローカライズ)」でつくる実行委員会が主催。多くの人にクリケットに親しんでもらうとともに、クリケットに関わる文化や歴史を紹介する。

 エンバシーカップには、元プロ野球選手の木村昇吾(きむらしょうご)選手が日本代表として初出場。英国や豪州、ニュージーランド、インド、パキスタンなどの大使館を中心とした選抜チームが参戦し、2日間にわたり熱戦を展開する。また、幼児から大人まで楽しめるクリケット体験や参加国の料理が味わえるキッチンカー、グランピングコーナーなど、多彩な催しが楽しめる。入場無料。(問)同課0283・20・3049。

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