《旬のいちおし》稲敷カボチャ 畑で完熟を待ち収穫

茨城新聞
2018年6月20日

ブランドカボチャとして全国的に名高い「江戸崎かぼちゃ」。稲敷市の佐倉原地区で生産に携わる中村利夫さん(68)は、妻(65)と一緒に、最盛期を迎えた市特産品の出荷作業に追われている。都内のスーパーを中心に、コープさっぽろ(札幌市)、山梨県内のスーパー、コープみらい(さいたま市)などで8月上旬まで取り扱う見込みで、今年は雨が少なく晴天が続いたことから「やや小ぶりだが、ホクホクな食感と食味に優れている」と太鼓判を押す。

約1・3ヘクタールの畑で栽培するのは「くり将軍」という品種。ハウス栽培とトンネル栽培を手掛け、2月上旬から3月末にかけて定植、3月中旬から4月上旬に交配(着果)、5月中下旬に収穫期を迎える。一般的なカボチャは、完熟前に収穫し貯蔵庫で追熟させるが、江戸崎かぼちゃは着果から原則55日以上かけて畑で完熟するのを待って収穫する。

中村さんが部会長を務める「かぼちゃ部会」では、土づくりや適正な施肥を行うことで生産に適した土壌をつくり、畑ごとに収穫・出荷開始日を徹底することで高品質なカボチャを守っている。会員は27人で、今年は例年並みの4万ケース(1ケース10キロ)出荷する見込みだ。

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