夜の白銀満喫 草津でワンコインナイター

上毛新聞
2018年2月5日

本白根山(草津町)の噴火から2回目の週末を迎えた3日、草津国際スキー場は天候にも恵まれ、先週末の2倍以上のスキー客でにぎわった。500円で午後5~9時に滑走できる「ワンコインナイター」(毎月第1、3土曜)も噴火後初めて行われ、サービスを喜ぶ人の姿も目立った。
利用客数は、日中が先週土曜(521人)の倍以上で、例年の約6割となる1219人。ナイターは148人で、長男(12)と共に楽しんだ田中秀信さん(49)=東吾妻町=は「500円で利用できるのはありがたく、昼間よりスキー客が少なくて滑りやすい。雪質もいい」と話していた。
名所の湯畑周辺でも客足の回復に向け、観光関係者らが力を入れている。草津温泉旅館協同組合は同日、毎月第2、4土曜を中心に開く夜のイベント「湯畑キャンドル」の開催頻度を増やす方針を明らかにした。10日からの3連休は10、11日に開催予定で、今後は月3回か毎週土曜に行って「元気な草津」をアピールする。
イベントは湯畑近くの湯路広場から光泉寺の石段に千個以上のキャンドルを並べる。光で草津温泉のキャラクター「ゆもみちゃん」や「ぐんまちゃん」を描き出す演出もあり、観光客の人気を集めている。

【写真】ワンコインナイターを楽しむ利用客=3日午後7時20分ごろ、草津国際スキー場

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