荒居さん(榛東中)最優秀 わが家のおっきりこみコンテスト 

上毛新聞
2017年11月8日

群馬県の伝統料理「おっきりこみ」のアイデアを競う「第3回わが家のおっきりこみコンテスト」(県主催)の実技審査が5日、前橋市内で開かれ、榛東中2年の荒居璃莉華(りりか)さん(13)が考案した「3種のきのこときんぴらのおっきりこみ」が最優秀賞に選ばれた。荒居さんは「祖母に教えてもらったレシピ。ものすごくうれしい」と喜んだ。

最優秀賞を受賞した荒居さん(左)と家族

応募46作品の中から書類審査を通過した親子5組が出場。参加者は1時間の制限時間で、県産食材を使った調理から麺の手打ちまで行った。チームワークやレシピの再現性、味などが審査された。
荒居さんは祖母が作ってくれるおっきりこみを参考に、両親と小学3年の妹の家族全員で、きんぴらごぼうとナメコ、ブナシメジ、シイタケをふんだんに入れたおっきりこみを作った。
コンテストはおっきりこみの作り方を伝承し、魅力を再発見することを目的に2015年から実施。入賞したレシピは料理レシピ共有サイト「クックパッド」内の「ぐんまちゃんのキッチン」へ掲載するほか、県内の飲食店で提供される可能性もある。
最優秀賞以外の結果は次の通り(敬称略)。
▽優秀賞 竹田萌斗(伊勢崎三中2年)▽奨励賞 遠藤麻央(高崎倉賀野小3年)萩原乃愛(榛東中2年)関根瑛(伊勢崎三中2年)

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