雨中、騎馬武者が妙技 日光東照宮で流鏑馬神事

下野新聞
2017年10月17日

 日光市山内の世界遺産日光東照宮で16日、秋の最大の神事である「秋季大祭」が幕を開けた。表参道では「流鏑馬(やぶさめ)神事」が行われ、11騎の騎馬武者が熱気あふれる妙技を披露した。

 雨天のため事前神事などが簡略化されたが、会場には多くの見物客が詰め掛け傘の花が開いた。馬にまたがった射手が馬場を駆け抜け、「インヨーイ」の掛け声で三つの的を射落とすと、観衆は迫力満点の光景に感嘆の声を上げていた。

 東照宮の流鏑馬は通常5、10月の2回だが、今年は東日本大震災復興祈願として8月に岩手県大船渡市で特別公演を開いたため3回目。同市の被災者ら14人も見物に訪れ、大船渡商工会議所職員田端隆志(たばたたかし)さん(57)は「本場の流鏑馬にみんな感動した。また来たい」と話していた。

 最終日の17日は、「百物揃(ひゃくものぞろい)千人武者行列」(午前11時開始予定)などが行われる。

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