日照不足もイチジク順調 佐野で出荷ピーク

下野新聞
2017年9月2日

 【佐野】県内では珍しいイチジクの出荷が市内の農家で最盛期を迎えている。

 県南地域特有の温暖な気候を生かし、「JA佐野いちじく栽培研究会」が本格栽培を始め、出荷はことしで2年目となる。

 同会の高橋昌弘(たかはしまさひろ)副会長(50)は同市馬門町のハウス3棟で栽培。31日も出荷作業に追われ、赤褐色に色づいた重さ100グラム前後のイチジクを収穫した。高橋副会長は「日照不足の心配もあったが生育は順調。冷やして食べるのがおすすめ」と話していた。

 収穫は10月まで続き、JAを通して県内のスーパーなどに出荷される。

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