夜明けの霊峰に祈り 男体山「登拝祭」始まる

下野新聞
2017年8月2日

 日光二荒山神社の神体である奥日光の男体山(2486メートル)で1日午前0時、夜間登山が解禁され、約600人が夜明けの霊峰に祈りをささげた。7日まで。

 奈良時代から続く男体山登拝講社大祭(登拝祭)の中心行事。同神社中宮祠の登拝門が開けられると、登山客たちはヘッドライトや懐中電灯の明かりを頼りに山頂を目指した。

 星空となった深夜以降、男体山周辺は雲が多くなり、日の出の午前4時45分ごろも天候は回復しなかった。山頂で御来光を待った人は残念がったが、万歳をしたり、中禅寺湖など眼下の眺望に見入ったりした。

 1時間33分で山頂に一番乗りしたのは、宇都宮東高2年青木柊龍(あおきしゅうた)さん(16)、同下山静樹(しもやましずき)さん(16)の2人。共に陸上部に所属し、「トップを目指し、きつかったけど気持ちいい。曇り空の景色も趣がある。部活で活躍できるよう祈りました」と口をそろえた。

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