宇都宮の魅力 映画で発信 「キスできる餃子」、主演は足立梨花さん

下野新聞
2017年7月25日

 映画で地域の魅力発信を手掛ける映画監督秦建日子(はたたけひこ)さん(49)が、「ギョーザの街・宇都宮」を舞台としたラブコメディー映画「キスできる餃子」を製作することが24日、分かった。今夏に撮影を行い、来年全国での上映を予定している。

 同作品は、秦監督が地方の文化や暮らしを題材に手掛ける映画「地方創生ムービー2.0」で、三重県桑名市を舞台とした映画「クハナ!」に続く2作目。脚本も秦監督が書き下ろした。宇都宮とギョーザを中心に本県の魅力を発信し、地域活性化につなげる。

 ストーリーは、離婚後、地元の宇都宮に帰ってきたシングルマザーが廃業した実家のギョーザ店再建に奮闘しながら、宇都宮で出会った男性との恋に悩むラブコメディーとなっている。

 主演は女優の足立梨花(あだちりか)さんが務め、男性役はエンターテインメント集団「BOYS AND MEN」の田村侑久(たむらゆきひさ)さんが演じる。

 秦監督は「ギョーザから一番遠いイメージの題材と組み合わせたいと考え、ロマンチック・コメディーで勝負しようと決めた。最高のキャストがそろい、既に成功を確信している」とコメントしている。

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