「月に吠える」刊行100年記念 朔太郎の世界体感 前橋

上毛新聞
2017年7月24日

前橋市出身の詩人、萩原朔太郎の詩集「月に吠える」の刊行から100年を記念した展覧会が22日、前橋市千代田町の前橋文学館で始まった。朔太郎の自筆原稿や書簡、創作ノートなど計150点を展示し、来場者は作品世界に浸っている=写真。10月9日まで。
「月に吠える」は、大正3年の夏から6年の初冬までの55編を収録した詩集。会場の入り口には扉のような高さ2メートルに及ぶ詩集のオブジェを設置した。詩集の挿絵のほか、刊行間際で削除された2編の詩が残る無削除本(県立神奈川近代文学館所蔵)も見どころだ。
同館は「詩集の世界を体感できるような会場構成にした。楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
千葉県八街市から訪れた油橋直美さん(28)は「朔太郎に関心があり初めて前橋に来た。とくに書簡の展示が面白く、朔太郎の友人との交流がうかがえて興味深かった」と話した。

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