神栖・日川浜、市民ら2500人清掃「きれいな海水浴場に」

茨城新聞
2017年7月9日

海水浴シーズンを間近に控え、神栖市日川の日川浜海水浴場で8日、市民ボランティアら約2500人が大規模な海岸清掃活動を行った。市民有志による市海岸清掃実行委員会(阿部年英委員長)の主催で毎年実施し、今年で9回目。

家族連れや地元の小中高生、企業などのボランティアグループが参加。午前9時から2時間、約1キロにわたって砂浜を歩きながら、散乱したペットボトルや空き缶、流木などのごみ拾いに汗を流した。

波崎二中3年の安井歩香さん(14)は「清掃活動を続けることでごみを捨てる人を減らし、きれいな海水浴場にしていきたい」と話した。

災害など緊急時に備え、地元のアマチュア無線団員も毎年参加。細田勉神栖地区分団長は「無線を通じて、活動を円滑にし、参加者の安心安全の確保に努めたい」と語った。

日川浜、波崎(同市波崎)両海水浴場の海開きは15日。8月20日まで開設する予定。 

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