春告げる「文治梅」開花 潮来の長勝寺

茨城新聞
2017年3月17日

潮来市潮来の長勝寺で、源頼朝のお手植えと伝わる「文治梅(ぶんじばい)」が見頃を迎えている。穏やかな陽気の中、水郷潮来に春の訪れを告げるような開花に、参拝客らが写真を撮るなどして楽しんでいる。

同寺は1185(文治元)年、武運長久を祈願して頼朝によって創建されたと伝えられる臨済宗の寺で、水戸藩主の水戸光圀が再建した。境内には、潮来の伝統美を象徴するような県指定文化財のかやぶき屋根の本堂が立ち、その前に、国指定重要文化財の銅鐘と向かい合うようにして文治梅が静かにたたずむ。白くかわいらしい花が、優しい香りを漂わせている。

同寺の前住職、谷玄明さん(82)は「この寺にずっと伝わってきた大切な梅。花の色が深い白をしている。ほかの梅より開花が遅く、毎年この梅が咲くと春の訪れを感じる」と話す。見頃は3月下旬から4月上旬ごろまで。 

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