《旬のいちおし》筑西こだますいか 皮薄く強いシャリ感

茨城新聞
2017年3月15日

全国的に知られる「こだますいか」の産地。筑西市桑山の大久保修一さん(54)は、75アールの敷地内に設けたビニールハウスで、妻美樹子さん(54)、長男慎也さん(23)と一緒に7月上旬まで収穫作業に追われる。

皮が薄く、実が詰まり、強いシャリ感が特徴。爽やかな香りも魅力の一つ。「鮮度が良いほど甘さと香りを楽しめる」。

栽培で重要なのは、花の交配時期。天候に左右されやすく、「毎日の観察が欠かせない」。1株に付ける実は形の良い2、3個に絞ることで、養分が十分に行きわたるよう育てる。

出荷に当たっては、試し割りを行い、糖度や食感など品質を確認する。一玉ずつ傷や汚れがないか見ながら、丁寧に拭き、箱に詰めていく。「娘を嫁に出すようだ」と顔をほころばせる。

今年は、昼が温かく、夜は冷え込んだ日が多く、「気温差で甘くなった」。3月の初出荷時の糖度は14度と自信の出来栄えだ。

スイカといえば、一般的には大玉が主流。「甘さなら、こだまには外れがなく、全て当たり。おいしさを多くの人に伝えたい」と意気込む。

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