師走の街に彫刻屋台 鹿沼でユネスコ登録祝う

下野新聞
2016年12月24日

 「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを祝う「祝典」が23日、鹿沼市文化橋町の市民情報センター駐車場を主会場に行われた。提灯(ちょうちん)行列と彫刻屋台の曳(ひ)き回しが鹿沼市役所までの約1キロで行われ、師走の街にお囃子(はやし)が鳴り響き、約1万2千人の観衆が足を運んだ。

 祝典は木やりで始まり、鹿沼いまみや付け祭り保存会の神山勝利(かみやまかつとし)会長、佐藤信(さとうしん)市長が「先人から受け継いだ祭り文化と伝統技術を後世に引き継ぐ」とあいさつ。駐車場では彫刻屋台4台がジャッキによって向きを変える「一斉きりん」、お囃子を競う「ぶっつけ」などが披露された。

 約500人による提灯行列には屋台4台のほか、仮屋台1台も加わった。保存会役員は胸を張って歩き、若衆は汗だくになって屋台を押した。栃木市から見に来た赤塚道子(あかつかみちこ)さん(70)は「初めて鹿沼の屋台を見ました。本当に彫刻が素晴らしい」と話していた。

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