申から酉へ主役交代 石岡の動物公園、干支引き継ぎ式

茨城新聞
2016年12月17日

主役は申(さる)から酉(とり)へ-。石岡市吉生の自然動物公園「東筑波ユートピア」(小川高広代表)で16日、恒例の干支(えと)の引き継ぎ式が行われた。

筑波山神社(つくば市)と神明神社(石岡市)の宮司2人による神事の後、“引き継ぎ書”が小川代表を通じて、同園で人気の猿から、開園当初から飼育し推定40歳を超えるルリコンゴウインコの「ミドジ」に渡された。同園で飼育研修を受けているアジア動物専門学校の生徒も引き継ぎを見守った。

ミドジは通常、売店隣りに籠の中で飼われており、来園者の人気者。小川代表は「鳥は商売の神様ともいわれる。新年はいい年になると思う」と期待を込めた。

同園の干支引き継ぎ式は開園した翌年の1976年から毎年、行われている。

地図を開く 近くのニュース