筑波大、県近代美術館で企画展 教員、卒業生らの作品紹介

茨城新聞
2016年11月4日
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企画展「奇想天外!アートと教育の実験場 筑波大学〈総合造形〉展」が3日、水戸市千波町の県近代美術館で開幕した。同大芸術系総合造形領域の歴代教員や卒業生ら、世界を舞台にして常識にとらわれずにユニークな創作活動を展開する作家15人の独創的な作品を展示し、約40年にわたる同大の美術教育の現場に迫る。会期は来年1月29日まで。

1975年に創設された総合造形領域からは、固有の材料や技法、ジャンルを問わず独自の表現を切り開いてきた作家を多く輩出。

第1章は、その礎を築いた教員4人の活動を象徴する作品や資料を展示。ホログラフィーを取り入れた三田村〓右(しゅんすけ)名誉教授の作品や、ビデオなど当時最先端の技術を駆使した山口勝弘名誉教授の映像作品などを紹介している。

現役教員の作品を集めた第2章は、茨城県北芸術祭にも出品している国安孝昌教授や、豚などの彫刻を病院の庭で展示した「小野養豚ん」さんらの作品が並ぶ。現在のユニークな授業の取り組みも知ることができる。

第3章は卒業生6人の代表作を展示。オープニングイベントで作品の装置を用いライブパフォーマンスを行ったアートユニット「明和電機」の土佐信道さんは「修了制作と同じネタを今も続けている。パフォーマンスや金属加工など授業が全部生きている」と話す。

同館の吉田衣里主任学芸員は「くすっと笑えたり知識がなくてもスルッと入れる作品が多い。現代美術の作品に近づく糸口になれば」と来場を呼び掛けた。

このほか、会期中は“実習”“講義”などのイベントを開催する。

時間は午前9時半~午後5時。同館は毎週月曜、12月29日~1月1、3、10日休館(ただし1月2、9日は開館)。

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