「ひよっこ推進協」立ち上げ 朝ドラで県北6市町、観光誘客促進へ

茨城新聞
2016年10月19日

県北西部を舞台に来年4月からNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」が放送されることを受け、観光誘客の促進や地域振興につなげようと、県北地域の自治体や観光団体などが18日、「茨城県北ひよっこ推進協議会」を立ち上げた。常陸太田市山下町の県常陸太田合同庁舎で開かれた設立総会では、本年度の事業計画案や予算案などが承認された。

同協議会は日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町と、各市町の観光協会や商工会などで構成。事業計画によると、本年度は「ひよっこ」の舞台を巡るスタンプラリー等の構築、のぼり旗などのPRグッズや特設ホームページの製作などを行っていく。

会長に就任した常陸大宮市の三次真一郎市長は、「6市町が持つさまざまな魅力を広域的に結び付け、一人でも多くこの地に足を運んでいただけるよう努力したい」と述べた。

物語は本県の山あいにある農家で育ったヒロインが集団就職で上京し、自らの殻を破って成長していく姿を描く。主演は女優の有村架純さん。NHK水戸放送局によると、近日中のクランクインに向け、すでに県内各地で取材などが始まっている。

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