茶色の実、ハトムギ収穫 水戸で薬草園の会

茨城新聞
2016年10月7日
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市民や企業、行政などでつくる「水戸藩にまつわる薬草園の会」(和田祐之介会長)は6日、水戸市天王町の西の谷公園内に整備した薬草園でハトムギの収穫を行った。会員らは額に汗を浮かべながらハトムギを刈り取り、丹精込めて育てた茶色の実を丁寧に落としていた。

同会は5月、同市植物園などで育てた苗を約210平方メートルのほ場に定植。今年は天候不順や収穫の遅れなどにより昨年に比べ収量は落ちたものの、「茶わん1杯分程度」(同会)の実を収穫した。実は今後、天日干しして焙煎(ばいせん)し、砕いてハトムギ茶としてイベントなどで振る舞う。

同会による薬草園での収穫は2年目。今年はハトムギのほかアイやエビスグサなど約10種類の薬草を定植した。いずれも水戸藩2代藩主、徳川光圀の指示で作成された医薬書「救民妙薬」に掲載されている薬草で、これらのを水戸市の観光資源として活用したい考えだ。

和田会長は「会員は皆、収穫を楽しみにしていた。西の谷公園は中心市街地に近いので、憩いの場として利用してもらえるよう薬草園の規模を広げていきたい」と話した。

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