伝統衣装で稲刈り 川場で抜穂祭

上毛新聞
2016年10月12日

秋の実りに感謝する「抜穂祭(ぬきほさい)」が7日、川場村萩室の道の駅川場田園プラザ内にある田んぼで開かれた。秋晴れの下、田の神に仕える人々の衣装を身に着けた川場小の5年生39人が稲を刈り取った=写真。
男子は白装束にえぼし、女子は絣(かすり)着物に鳥追笠(とりおいがさ)の伝統衣装で作業した。児童たちは村内の生産者に鎌の使い方を教わり、次第にこつをつかんで楽しそうに収穫を体験した。米どころとして知られる村をPRするため、毎年行われている。収穫したコメは家庭科の授業で試食する。

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