「水戸の梅大使」 観光PR役10人決まる

茨城新聞
2016年10月10日

水戸市の観光PRを担う「水戸の梅大使」の審査会が9日、同市三の丸の県水戸生涯学習センターで開かれ、55代目となる新たな大使10人が決まった。来年2月18日に開幕する水戸の梅まつりをはじめ、観光キャンペーン、イベントを通事水戸の魅力を全国に発信する。

2017年の梅大使には、18~52歳の72人が応募し、同日の審査会には男2人、女59人の計61人(昨年72人)が参加。応募動機や自己PR、水戸の観光の魅力について1分以内でアピールする第1次審査で31人に絞り込まれ、質疑応答による第2次審査で10人が決まった。

10人は着付けやマナー、市内観光施設の知識を身に付ける研修を受けた後、1月4日に高橋靖市長らを表敬訪問し初仕事。水戸の梅まつり(3月31日まで)では土、日曜、祝日などを中心に、PR役を務めるなど、年間約60日間、活動する。

石岡市出身で名古屋市から応募した萩原真帆さん(25)は、「(梅大使の)自覚をもって水戸市をPRしたい」と笑顔で抱負。地元、水戸市から選ばれた梅田朋奈さん(19)は「素直にうれしい。水戸の素晴らしさを全国の皆さんに伝えたい」と喜びを語った。

ほかの水戸の梅大使は次の通り。(敬称略)

鈴木綾香(28)=水戸市▽助川奈々(22)=同▽山本薫子(22)=石岡市▽室積麻生(24)=水戸市▽小倉愛里(25)=茨城町▽鈴木さやか(25)=水戸市▽鈴木瀬奈(22)=同▽高村彩乃(27)=那珂市

地図を開く 近くのニュース