商店街にトリックアート 動物14体お目見え 日立

茨城新聞
2016年9月24日

プラスチックダンボールに描かれたトリックアートの動物たちが23日、日立市鹿島町の日立銀座二十三夜尊の縁日にお目見えし、訪れた人たちの目を楽しませた。

全国的にも珍しい街中の「トリックアート動物園」は、商店街のにぎわい創出にと、茨城大工学部メディア通信工学科の矢内浩文准教授が監修。描かれた動物の顔の部分をへこませることで、動物の視線が追い掛けてくるような錯覚を生み出している。マンドリル、キリンなど6種類14体が登場し、訪れた人は動物の前を往復して確かめたり、動画に収める姿も見られた。

ひたちぎんざもーる商店会では動物の種類を増やすとともに茨城大生の協力を得て、動物の鳴き声を流すなどのバージョンアップを図っていく考え。同商店会企画担当の野地均一さん(59)は「買い物客がもっと楽しめるように工夫していきたい」と話した。 

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