《上州真田》“岩櫃城”へ移転 東吾妻町役場 温泉施設を活用 

上毛新聞
2016年8月25日
824役場庁舎に改修される「岩櫃ふれあいの郷」=23日

ㅤ東吾妻町は城の外観を模した日帰り温泉などの町営施設、岩櫃(いわびつ)ふれあいの郷(さと)(同町原町)を改修し、庁舎機能を全面移転する方針を決めた。現庁舎の老朽化と、温泉利用者などの減少を踏まえた町営施設の合理化策で、一部を除いて施設を閉鎖し、2018年度までの庁舎移転を目指す。外観は維持し、戦国武将、真田氏ゆかりの岩櫃城の地元自治体として、観光客らに分かりやすくアピールする。

◎真田氏関連の展示も
ㅤ町によると、施設4階の展望フロアやコンベンションホールを除いた1~3階(延べ床面積約4100平方メートル)を改修し、行政の事務作業ができるようにする。移転費用は8~9億円を見積もっている。

ㅤ同町原町の役場現庁舎(同約2500平方メートル)は合併前の吾妻町役場として1958年に建設。老朽化が進んだため、東吾妻町は5年ほど前から、移転検討を本格的に進めていた。ふれあいの郷は96年に開業。温泉施設「岩櫃城温泉くつろぎの館」は97年度に15万5300人が利用したが、2015年度は8万7500人まで減少し、毎年1億円程度を赤字計上している。

ㅤ町民らでつくる「公共施設のあり方検討委員会」の答申を受け、町が施設の運営コストや庁舎の建設費などを考慮し、ふれあいの郷閉鎖と庁舎移転を決めた。閉鎖時期や現庁舎の跡地利用は今後、検討する。

ㅤ現庁舎からふれあいの郷は北西に約500メートル、岩櫃城があった岩櫃山の登山口まではさらに約700メートルの距離にある。岩櫃城は真田昌幸が拠点とし、信繁(幸村)が少年時代を過ごしたとされ、ふれあいの郷のような外観とは異なるが、堅固な山城だった。NHK大河ドラマ「真田丸」の人気を受け、町は4月、登山口に観光案内所を設けるなど、増加する来訪者に対応している。

ㅤ町は移転後の庁舎内に真田氏関連の展示品を置く計画。中沢恒喜町長は「城の外観をした新庁舎で、町民や観光客からも親しみを持ってもらえるのではないかと思う。現庁舎の跡地については、今後議論して、有意義に活用したい」と話している。

 

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