病気の治癒祈り、地蔵に火ともす 古河・高野で伝統行事

茨城新聞
2016年8月24日

地蔵の体に大量のろうそくの火をともし、病気やけがの治癒を祈る伝統行事「高野ろうそく地蔵」が23日夜、古河市高野の地蔵尊で開かれ、多くの参拝者が訪れた。約300年続く祭りで、24日夜も行われる。

参拝者はお参りをする時、自らの体の具合の悪い部位に合わせ、地蔵にろうそくを立て火をともす。ろうそくが熱で溶けて流れ始めると、地蔵の全身が炎に包まれる。病気やけがを一身に引き受け焼き尽くしてもらえるよう、願いが込められている。初代の地蔵は1719年に建立されたが、ろうそくの火の影響で石材がもろくなり、1936年に再建された。

同市西牛谷、会社員、落合洋介さん(28)は「実家が高野で、この日は全ての親戚が集まる特別な日」と妻の美香さん(29)、長女の千夏さん(4)、長男の陸人君(0)の4人で参拝。美香さんは「これをやらないと夏を越せない」と笑顔で話した。 

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