自作みこし威勢良く 祇園祭に園児初参加 芳賀

下野新聞
2016年8月8日
保育園児が自作したみこしも登場した町夏祭祇園祭

 【芳賀】無病息災、五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを願う祖母井(うばがい)神社の「町夏祭祇園祭」がこのほど、同神社や町中心部で開かれた。祖母井保育園児が、手作りしたみこしや山車と共に初参加し、祭りを盛り上げた。

 同祭は東日本大震災後に中止を余儀なくされたが、「昔のような活気を取り戻したい」という住民たちの意向で昨年、復活した。

 出御祭、おはやしぶっつけなどで始まり、同保育園児が廃材などを使って自作したみこし3基と山車1台も登場。そろいの鉢巻きを巻いた3歳以上の園児77人が「わっしょい! わっしょい!」と威勢の良い掛け声とともに、同保育園から同神社まで約300メートルを練り歩いた。

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