日立・かみね動物園 入園者 2000万人突破

茨城新聞
2016年7月11日

日立市かみね動物園(生江信孝園長)の入園者が10日、2千万人を突破した。節目となったのは那珂市鴻巣の自営業、鈴木貴範さん(34)、美紀さん(36)、颯太君(6)、りりあさん(4)の家族。生江園長から記念の認定証や動物の縫いぐるみなどが贈られた。

年に2回は訪れると言う鈴木さんは「びっくりした。動物を見るのが好き。動物園に来ると、子どもたちも喜ぶ」と驚きの表情。颯太君は「ゾウの鼻が長いところが好き」、りりあさんは「顔がかわいいウサギが好き」と笑顔を見せた。

同園は1957年6月に開園し、現在は70種、約500点を展示している。入園者数のピークは70年度の約45万9千人。その後、30万人台を割り込む時期もあったが、2009年度からは30万人台を維持している。

開園50周年に合わせ、チンパンジー舎のリニューアルやリスザル舎の改修、拠点施設「ふれあいプラザかみね」建設などにも取り組んできた。

生江園長は「積み重ねで2千万人を達成できた。入園者一人一人に感謝したい」と話した。

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