祭りの季節もうすぐ ちょうちん作り本格化 栃木

下野新聞
2016年6月4日

 祭りや盆などに向けたちょうちん作りが、県内でも本格的に始まった。

 栃木市藤岡町新波(にっぱ)の田中提灯(ちょうちん)店は、明治初期から100年以上続く老舗。「新波の提灯」として県伝統工芸品に指定されている。

 作業は家族4人で分担。四代目の田中梅雄(たなかうめお)さん(56)は3日、骨組みに張られた和紙に文字や絵を描くなど精力的に作業を進めた。この後、アマニ油で防水加工して天日干しで乾燥。「弓」と呼ばれる持ち手を付けて仕上げる。

 年間制作数は300~400個。このうち約7割が5月下旬~8月下旬に集中する。

 田中さんは「受注生産のため、制作時期に片寄りがあるが、最近は誕生祝い用の注文も増えてきた。次女も後を継ぐことを決めてくれたので、頑張りたい」と白い歯をのぞかせていた。

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